さて、今回は長い長い前座修行を終え紙切り芸人として11月上席より高座に上がっている林家八楽クン、二楽さんの息子さんです。二楽さんは意地悪な先輩たち…文蔵とか文蔵とか文蔵とか、駿菊とかたまに玉の輔から「お前は前座やってないからなぁ〜」となにかにつけて言われるので意地になって普通の前座をやる羽目になった可哀想な八楽クン 笑。
当人も最初は「何で????」だったらしいけど落語の魅力に取り憑かれ、ちょっと間違えたらおじさんである桂小南師匠のように噺家林家八楽が誕生していた?
自分でデザインしたという手ぬぐいはコチラ
『ハ』の字を上下組み合わせたものの中にたまに『楽』。よく見ると『ハ楽』と読めないところもあるね 笑。左の白地には丸に違い鷹の羽とのぞきの桔梗。
「八とハをくっつけたら楔(くさび)みたく見えたのでお客様との御縁が切れないように、半分白いのは新しい御縁が作れますようにという意味です」
…楔というより鋏に見えるんだけど?だいたい『紙切り』って『切る』って言ってるし 笑。
ココで、この『噺家の手ぬぐい』史上初の…たぶん初のアドバイス。
「紙切りとして高座に上がりましてお客様と会話するのが好きなんだなぁと言うのがよくわかりました。ご注文のぶっつけ本番はまだまだ怖いです。こんな紙切りの林家八楽ですが何卒よろしくおねがいします」だってさ。よろしくねェ〜。
こんなハ楽さんの前座時代の面白い話。
お互いに前座になりたての八楽クンと左龍さんのお弟子さんの柳亭左ん坊クン。
左ん坊「兄さん、大師匠(さん喬師匠)がお呼びです」
ハ楽「大師匠?(先代正楽師匠)………視えるの?」
左「…あそこに見えます」
その出来事以来、ハ楽クンは左ん坊クンを本気で霊能力者だと思っていたらしい。
最後に八楽クンからお客様への挑戦状です!!
「木綿豆腐、絹ごし豆腐のご注文待ってます!!」だって 笑。
0 件のコメント:
コメントを投稿