さぁ年に一度のお楽しみ、『第12回 噺家の手ぬぐい大賞』発表の季節がやってまいりましたぁ。玉の輔初の大賞はあるのか?はてまた芸術協会連覇なるか?それとも…?
さっそくはじめましょう!
第四位(同票) 五明樓玉の輔
・四位が同票、まずはこの方、まさかの五明樓玉の輔。うわぁ~またもや今年も大賞を逃しました 泣。ちょっとオーソドックスに見えていろいろ細工を施した手ぬぐいだったんだけどなぁ〜。格子も色使いを変えて上下に『玉』、コレでも今回も涙涙の玉の輔でした。
第四位(同票) 入船亭扇橋
・大賞候補、とつかりょうこデザインも玉の輔と同表の四位に沈みました。小辰時代(二ツ目)にとつかさんとタッグを組んで大賞を獲得している扇橋さん。この手ぬぐいは『噺家の手ぬぐい』史上初(玉の輔調べ)、二ツ目から真打まで繋がるという空前絶後…大袈裟?…な作品。もう少し票が伸びると思ったのですが…。
第三位 春風亭柳雀
・昨年大賞は初めて落語芸術協会(笑福亭羽光)の手に渡りました。今回も連覇を狙った芸協さんでしたが今年の最高は柳雀さんの三位。同級生のデザイナーSearchさんにお願いして、なんともオメデタイ手ぬぐいに仕上がった作品。たくさんの票を集めましたが惜しくも大賞には届きませんでした。
第二位 柳家かゑる
そして栄えある大賞は?
大賞 林家あずみ
・いやぁ〜、組織票ってのは恐ろしいねェ〜笑。『手ぬぐい大賞』にノミネートされてるから拡散しておいてねぇ~、と伝えた途端にグググ〜っと一気に票が増えて、終わってみればブッチギリの二度目の大賞です。またまたデザインはたい平さん。手ぬぐいいっぱいに切り絵の撥、中には『林家』『あずみ』の文字。師匠の愛がたくさん散りばめられたこの手ぬぐいを紹介したのが四月下席、ちょうどあずみちゃんの○○歳の誕生日の時期でした。プレゼントをあげたんだけど着用してくれていないみたい。大賞記念にまたあげよう…かなぁ?ココであずみちゃんからコメントが届きました。
前回、修行が終わってすぐの手ぬぐいも師匠たい平にデザインしてもらい、その手ぬぐいで第5回手ぬぐい大賞を頂戴しました。そして、今回、コロナ禍のモヤモヤした気持ちを一新したくて新しいデザインの手ぬぐいに変えたくて、また師匠たい平にデザインをお願いしましたら、切り絵でとても素敵な手ぬぐいの柄にしてもらえました!新しいデザインの手ぬぐいも手ぬぐい大賞を受賞したい!!と強く願っていたので、大好きな師匠に作ってもらった大切な手ぬぐいが皆様に投票してもらえたおかげで大賞をとる事が出来てこんな嬉しい事はありません!選んで下さいました皆様!本当にありがとうございます!
長ぇ〜ヨ笑!
とにかくあずみちゃん、おめでとねェ〜。
実は今回、あずみちゃん以下はたいへんな接戦。六位だったうちの師匠も二位とたいした差は無かったし、七位桃花、八位風柳、九位昇也…もうひと伸びすれば、といった感じ。来年も楽しみです。
ココでひとつわかったこと。玉の輔デサインが多いので票が分散する、ということ。来年は少数精鋭で行こうか?…でも、頼まれたらガンバっちゃうンだなぁ〜笑。
2023年玉の輔手ぬぐい当選者発表は次回です。お楽しみにぃ〜!!
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