2022年9月30日金曜日

そんな仕掛けが!?

 落語協会新真打披露興行はじまっておりますよぉ〜!!

毎日新真打三人が高座に上がる御披露目です!
本日は末廣亭初日、今回の手ぬぐいは小辰改め十代目入船亭扇橋さん…うーん、扇橋かぁ〜。
鈴本演芸場御披露目初日には口上にも三人が並ぶとことになってたいへん派手な馬風ドミノで賑わったようで、玉の輔も加わりたかったなぁ〜笑。馬風ドミノ…知らない方は是非とも一度ご覧になりに御披露目にご来場くださいませ。



小辰時代にとつかりょうこさんデザインの昇り龍尻尾手ぬぐいで『第二回噺家の手ぬぐい大賞』を受賞。なんと
その手ぬぐいに繋がるモノになってます!!

「扇橋の『橋』です。はじめは龍の胴体の柄を考えていたのですが襲名が決まり橋に龍がかかるものに変えました。小辰手ぬぐいをお持ちの方は繋げて遊んでくださいませ」

ン、どういうこと??



うわぁ~スゲェ〜っ!
やったな、とつかりょうこ!!

「『橋の向こうへ繋がる手ぬぐい』なんとか形になりました。橋を渡るとあの世かも知れないと議題に上がりましたが『大丈夫、大丈夫』と進めてまいりました。調べてみたら丸い橋なら大丈夫、仙人が暮らしているそうです」ととつかりょうこさん。後ろ幕もデザインしたそうで、この画像は…無いのでTwitterでお知らせします 笑。

まだ『扇橋』を名乗るのに慣れていないと言う十代目扇橋さん。

「末廣亭の御披露目が始まりました。まだまだ興行が続きます。毎日三人で一生懸命努めますので、このお祭りに是非ご来場くださいませ。来なきゃ江戸っ子じゃありません!」

まあ、お客さんはだいたい江戸っ子じゃないけどね 笑。
詳しい情報は落語協会ホームページまで。





2022年9月20日火曜日

ウエンツ改め…???

 さて、新真打手ぬぐい二本目はこの男。市弥改め八代目柳亭小燕枝さん、市馬会長のお弟子さんです。『柳亭小燕枝』と言えばつい先だってまで現柳家さん遊師匠が付けていた名前をお願いして戴いたンだって。「新しい小燕枝さんてどんな人?」とたずねると皆が「うーん、入門した頃は可愛かったんだよねぇ~。ウエンツ瑛士似ててさ」と答える、そんな噺家です 笑。まあ、今でも芸人の中では色男かなぁ?いつもニコニコしてて、親しみ易い…で、裏で女性を騙しそうなヤツです…未確認情報。


さて、手ぬぐいは…。




スゴイねぇ〜、思いっきり詰め込んだねぇ〜笑。デザインは小倉染色図案工房の小倉充子さん、さだまさしさんや馬生師匠、そしてこないだ『噺家の手ぬぐいチャンネル』(玉の輔手ぬぐいYou Tube)で紹介した柳枝くんなどの手ぬぐいも手掛けている方です。柳枝くんの手ぬぐいに似てるね。わからない方はYou Tubeで確認してね。 

「『最後の晩餐』というと裏切りなど『陰』なイメージがありますが、みんなわいわい宴会をしている『陽』の雰囲気を出してほしいとお願いしました。私の好きなもの(お酒、カレーや野球、ギターなど)、私のやってきたこと(ボーイスカウト、ラグビー、もちろん落語)をキャラクターに当て込んで、柳に燕も加えてもらってます」

どうせなら春風亭百栄ちゃんに似たお父さんも入れたかったネ 笑。もちろん、『八代目 柳亭小燕枝』の文字を書いてくださったのは師匠です。相変わらず達筆だねぇ〜。

「陽気で明るい高座を目指します。ひと高座、ひと高座、今あるものを全て出して悔いの残らないよう精一杯努めさせていただきます。寄席に顔付けされるよう、お客様に可愛がられる芸人になりたいと思います」

と、ありきたりな抱負を述べる小燕枝さん 笑。これから『良い歳の取り方』をした新しい小燕枝さんに期待しましょう!

何か最後に一言
「実は雨男かもしれない」

…だってさ。詳しい御披露目情報は落語協会ホームページまで。

噺家の手ぬぐいブログは引っ越ししました。

2022年になぜか突然ブログにアクセスできなくなってしまいました。 サーバーにも入れない状態で、専門の方に見ていただきましたが原因は究明できず。 そこで、玉の輔師匠がご自身でnote始めました。 今後は https://note.com/5tamanosuke/ をご覧くださいま...