2022年12月10日土曜日

玉の輔手ぬぐいをもらおう~っ!!

 こないだ落語協会事務所前で二階で行われる若手の落語会を開演前に待っていたお客様から「手ぬぐい大賞、投票しますヨ」って声を掛けられました。嬉しいねぇ〜。でも、あのお方はどの手ぬぐいに一票入れるのかしら? 心配で夜も眠れない日々が続く玉の輔です笑。さて、『第12回 噺家の手ぬぐい大賞』最後のエントリー手ぬぐいです。ラスト12本、篤とご覧くださいませ。


エントリーNo.23 上州事変


高崎市の林家つる子、前橋市は立川がしらと柳家小もん、渋川市の三遊亭ぐんまという群馬県出身噺家のユニット手ぬぐいです。似顔絵だるまはつる子ちゃんのお母さんが描いたもの。漫画家のアシスタントをしていたらしい。県内唯一の注染工場中村染工所で誂えました。

 
エントリーNo.24 落語協会浴衣



雪駄柄に落語協会ロゴマークがすかしで入っているとても素敵な手ぬぐいはホントは手ぬぐいじゃない笑。玉の輔デザインの浴衣の端切れを手ぬぐいみたく畳んでみたら、なんとも粋になっちゃった?自画自賛って好き。

エントリーNo.25 三人集


この秋の新真打一蔵、小燕枝、扇橋の仲良し三人組『三人集』の御披露目手ぬぐいは林家正楽師匠が切ったものです。横顔を切らせたらこの師匠の右に出るものはいません。よ〜く見て、神輿は三台皆違うンだよ。

エントリーNo.26 謝楽祭①


謝楽祭手ぬぐいは二本共に玉の輔デザインです。まずはコチラ、橘右楽師匠による『謝楽祭』『落語協会』『湯島天満宮』三枚の木札にコレまた正楽師匠のたぶん怪談噺を演じる噺家。渋めな一本目。

エントリーNo.27 謝楽祭②



コチラはカラフルにしてみました。落語協会ロゴマークは元々線が細くてこの手ぬぐいには映えなかったので雑な手描きで…。手描きというよりいつもタブレットに指で描いてるンだけどね。どちらも販売したんだけど余っちゃった笑。でも『二〇二二』ってワザと入れなかったンだよね。ということで来年も売ります!!

エントリーNo.28 春風亭一蔵


博奕好きの一蔵クンの手ぬぐいはYou Tubeまでやるほどハマっているボートレースにサイコロの目の『一』。下の方の丸いのはトラックのハンドル。元運ちゃんなんです。デザインはYou Tube『春風亭一蔵のボートレースラジオ』でお世話になっているYouTuberエドセポネさん。

エントリーNo.29 柳亭小燕枝



小倉染色図案工房の小倉充子さんデザインの小燕枝流『最後の晩餐』。自分の好きなもの(酒・野球・カレー・ギター他)、やってきたこと(ボーイスカウト・ラグビー、そして落語)を明るく陽気に手ぬぐいに。ちょっと老けたウエンツ瑛士のお父さんは春風亭百栄ちゃん似なんです笑。

エントリーNo.30 入船亭扇橋



大師匠の名前を継いだ十代目扇橋さんは第二回噺家の手ぬぐい大賞受賞者です。小辰時代と同じくとつかりょうこさんのデザイン。なんとその手ぬぐいとこの手ぬぐいが繋がるようになってる。噺家史上初だろうなぁ〜?この橋の向こうには仙人が暮らしている…らしいヨ。

エントリーNo.31 桃月庵黒酒


まずは名前が読めない!!『くろき』って読むんだよ。本名も『黒木』だって笑。自らのデザイン。白黒瓢箪は六っつで『無病(むびょう)』、紐は桃の花まで繋がっています。右の市松模様は昔は『あられ』と言われていたそうで黒酒クンの前名『桃月庵あられ』に掛かってる。

エントリーNo.32 春風亭だいえい


こりゃダメだっ、ダイエーだもん大笑。自分でムシャクシャしながら考えたギリ怒られない柄らしいけど…怒られるな、きっと。まぁ、単純でわかり易いところは評価に値する?型代安いだろうな笑。

エントリーNo.33 三遊亭ごはんつぶ

コレまた当人のデザイン。…まぁ、デザインというよりほぼほぼ霰模様だけどね。でもよく見ると…所々ごはんつぶぅ〜!!新作派には使いやすいとこの柄にしたんだって。…古典にも使いやすいけどね。

エントリーNo.34 林家八楽

あらら、またまたデザインは本人だ!前座修行を終えてお父さんと同じ紙切りに。…あっ、お父さんは林家二楽さんネ。遠目に見ると鋏っぽいけど『八』だね。寄席に通って八楽クンにどんどん無理難題を注文して困らせてあげてくださいませ笑。

以上、全三十四本いかがでしょうか?どしどし投票して2023年玉の輔手ぬぐいをもらおう!!投票方法はコチラ。

投票はこちらから!

第12回噺家の手ぬぐい大賞投票フォーム


いよいよ次回は今年最終回。…何を書こ?

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噺家の手ぬぐいブログは引っ越ししました。

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